アフター5の「くすみ」を撃退せよ!オフィスでもできる対策3つ

朝にばっちりメイクをしても、日中の汗や皮脂によって、
夕方には「くすみ」に頭を悩ませている女性も少なくないのではないでしょうか?
朝のメイクした瞬間には「透明感」を実感できていても、
時間の経過とともになんとなく肌が黄色っぽく感じたり、黒ずんで見えたり、
とにかく全体的に曇ったような見た目になることを気にしている女性も実際に多いものです。
そこで今回は、オフィスやちょっとした隙間時間にでもできる
「時短・くすみ対策」についてまとめてみました!
■ポイント1:フェイシャルミストを常備する
メイクをしてから時間が経って肌の皮脂バランスが崩れてくると、
ファンデーションがヨレたり崩れたりしがちな上に、
見た目にもくすんでいるような印象にもなりがちです。
そこで便利なのが、フェイシャル用のミスト状化粧水。
保湿だけを目的にするならば、
化粧水よりもメイクの上からも使えるクリームのほうが安心ですが、
ちょっとヨレたファンデーションを手早くお直ししつつうるおいを与えるなら、
もう少し軽い使い心地のミスト状化粧水が重宝します。
ちょっとトイレに立つタイミングなどで、シュッと顔にひと拭きし、
指やスポンジで丁寧にファンデーションを整えておくと、
うるおいが加わったことによって肌がふっくら見えやすくなります。
さらに「くすみ」も感じさせにくい肌を取り戻しやすくなります。
プラセンタ、ヒアルロン酸、フラーレンなどの
保湿成分を多く配した化粧水をチョイスするのもポイントです。
■ポイント2:週に1回程度のスペシャルケア「ピーリング」
毎日のスキンケアは、できるだけ手軽かつ時短で済ませたいもの!
だけど「くすみ」をできるだけ根本から改善しようと思った際には、
やはりスペシャルケアは外せません。
そこでお勧めなのが週一のピーリング。
ピーリングは古い角質をオフすることができるため、
「くすみ」が目立ちにくい肌にすることができます。
ピーリングの液剤にはいくつか種類があり、
・グリコーゲン酸(サトウキビなどから抽出):皮脂分泌抑制
・リンゴ酸(リンゴから抽出) :皮脂分泌抑制
・乳酸(乳製品から抽出) :皮脂の剥離効果
肌の状態や目的にあわせて自身にあったのを選ぶとよいでしょう。
最初は美容皮膚科などでドクターのオススメをチョイスするもの良いかもしれません。
ちなみに、ピーリング後の肌は敏感で乾燥しやすい状態になっているので、
たっぷり保湿することもポイントです。普段のお手入れよりも
しっかりと保湿をして、うるおいを与えてください。
言うまでもないですが、肌はメイクを行う「ベース」です。
ベースがダメージを受けていてはメイクも綺麗に見えません。
スペシャルケアとして肌の調子を整えるピーリングは、
日常のメイクや洗顔の時短にもつながるため、かなりオススメです。
■ポイント3:血行不良を感じたらマッサージを
「くすみ」はメイクの崩れや角質・汚れの蓄積の他、
肌の血行が悪くなることによっても引き起こされます。
そのため、普段あまり表情を動かさない人ほど、
夕方前に軽いマッサージをする習慣をつけると
「くすみ」を防ぐことができる手軽なセルフケアにもなります。
なお、メイクの上から本格的なマッサージをしてしまうと
化粧崩れの原因にもなりかねます。
ですので日中のくすみ対策としては、
あくまでも「ソフトタッチ」のマッサージを取り入れてみてください。
軽く手を握って、指の部分で目元のまわりを優しくほぐしたり、
リンパの流れに沿って手のひらを優しく使って老廃物の流れを促して
あげたりするだけでも、顔色が明るくなるのを実感できます。
このとき、摩擦を減らすために
ミスト状化粧水やフェイス用の保湿クリームを薄く塗って、
指のすべりをよくするようにすると、お肌への負担を減らせます。
メイク直しのついでに行うようにすれば、時短ケアにも繋がるのでぜひ。
デイリーのお肌ケアに関して屋外や会社などでできることには限りがあるものの、
できるだけくすみ対策はばっちりしておきたいもの。
そんな時にはぜひ上の3つを取り入れてみてください。
特にお肌が疲れている時はくすみも目立ちやすくなりがちです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
■執筆者
一般社団法人 時短美容協会 代表理事。
時短美容家、元市議。
議員時代に「美人市議」として各種メディア出演をしていた背景から、長年に渡って多忙でもできる美容法の研究を行う。
さらにフードアナリストやヨガインストラクター、宅建士など、衣食住にまつわる複数の資格を保有。
また時短美容協会では、病などの事情があって美容を楽しめない人にも手軽に美容を実感できるメソッドを展開し、
普及活動を行っている。