リキッド・ペンシル・ジェル、それぞれのアイライナーの使い分け方法

リキッドタイプ、ジェルタイプ、ペンシルタイプなど、
「アイライナー」って実は種類が多いので、購入するときに
どのタイプが自分に合うか悩んでしまう人もいるのではないでしょうか??
中にはメイクをし始めた時に使ったタイプのアイライナーを、
特に変更せずにそのままずっと何年も使い続けいる人もいると思います。
でも実は、アイライナーを変えるだけでメイクの雰囲気がかなり変わります。
もし「せっかくメイクをするのに、いつも同じ顔になってしまう」と感じているなら、
アイメイクに使うアイライナーをぜひ変えてみませんか?
今回はリキッド、ジェル、ペンシルタイプ
それぞれのアイライナーの特徴や使い方を簡単にまとめてみました!
■目元を主張させたいなら「リキッドアイライナー」
リキッドタイプは、液状になっているアイライナーを指します。
ラインを極細に仕上げても、しっかりと色味がつくため
アイラインの存在感が出る便利な存在です。
リキッドタイプの場合、
ペンシルやジェルで仕上げるよりもクッキリとしたイメージになり、
「ぱっちり目」に見せたいシチュエーションや、
よりはっきりとしたメイク顔に仕上げたい日に最適です。
ただしリキッドアイライナーの場合、
ラインの「ぼかし」テクニックが使いにくいために
落ち着いた場面では華やかすぎる印象になってしまうことも。
昨今はナチュラルメイクがブームなので
ブラックのリキッドライナーだと「強すぎる」と感じるなら
ブラウンのアイライナーを使うようにすると
ほどよく抜け感が出しやすくなるのでお勧めです。
■ナチュラルに仕上げるなら「ペンシルライナー」
ペンシルタイプの場合、リキッドタイプよりも自然で
柔らかい印象を与えることができるアイライナーです。
ラインの「ぼかし」のテクニックも使いやすく
ふんわりとした仕上げを狙いたい日には、とても便利です。
またラインの太さや強弱によって仕上がりを変えやすいため、
日によってアイメイクの雰囲気を変えたいという際には最適な形状です。
オフィス仕様のデイリーメイクにぴったりな質感であるほか、
眉やチーク、リップなど目元以外のパーツをメイクの主役にしたい日にも
主張しすぎない仕上がりになるのがペンシルライナーの持つメリットのひとつ。
ヨレにくいものが多いので、インサイドラインを描くのにも
使いやすいものが多めです。
ここ数年はナチュラルな仕上がりがトレンドになっているので、
ブラックよりもブラウンのほうが優しげな顔に見せやすく
控えめなアイラインを描きたい日に重宝します。
■描きやすさ・目立ち度、バランス重視なら「ジェルライナー」
ジェルタイプは筆を使って自在なラインを描きやすいため
リキッドより自然、ペンシルよりも鮮やかな印象に仕上がります。
特にブラックのジェルライナーを使うと黒々とみずみずしいラインを描きやすく
はっきりとした目元の演出にも一役買ってくれます。
またブラウンのジェルライナーの場合は、優しげな表情を作り出しやすく
デイリーメイクにも使いやすい質感なため、ひとつ手元にあると
他の形状よりも普段のメイクで重宝する人も多いはず。
リキッドタイプよりもにじみにくく密着感のあるアイテムが多いため
オフィス仕様のメイクで崩れにくさを求める場合にも
使いやすいものが多いです。
太さの調整をしやすく、ラインも自由に描きやすいから
「なりたい顔」に近づくべく自在にアイラインを描きたいときにも
リキッドより描きやすいと感じやすいアイテムかもしれません。
■上級テク:アイライナーの重ね塗り
なお、結婚式やイベントなどのパーティメイクでは
「ペンシルライナー」で下地を作り
その上からジェルやリキッドを重ねるようにすると、
単体で描いたアイラインよりも華やかな印象になります。
色みも、ブラックやブラウンを単色で使うだけでなく
重ね塗りでそれぞれの色を組み合わせると、
目元に深みが出しやすく、時短ながらもイメージを変えるテクニックに。
メイクのトレンドが移り変わっても
「リキッド」「ペンシル」「ジェル」の3種のアイライナーが手元にあると
その日の気分や場面によって印象を変えやすいので、
日によってちょっとしたイメチェンを狙いたいならば、ぜひ手元に置いてみてください。
アイライナーは、
その形状によって表現できるメイクの雰囲気がかなり変わってきます。
「万年、同じようなアイメイクにしかならないから、軽くイメチェンしたい」
「オフィス仕様のメイクだけど、もう少し派手さが欲しいな」
などのお悩みがある場合、大幅にメイク道具を変える前に
まずは使うアイライナーの形状を変えてみるのもおすすめです。
■執筆者
一般社団法人 時短美容協会 代表理事。
時短美容家、元市議。
議員時代に「美人市議」として各種メディア出演をしていた背景から、
長年に渡って多忙でもできる美容法の研究を行う。
さらにフードアナリストやヨガインストラクター、宅建士など、
衣食住にまつわる複数の資格を保有。
また時短美容協会では、病などの事情があって美容を楽しめない人にも
手軽に美容を実感できるメソッドを展開し普及活動を行っている。