スマホ撮影時の顔のむくみ・大きさ対策に!手軽な小顔ケア3選

ふと自分の顔を鏡で見たり、
インスタグラムに投稿しようと張り切って写真を撮ったりしたときに
「んん?私って、こんなに顔大きかったっけ……!?」
と我ながら愕然としてしまったという体験がある人も多いのではないでしょうか。
年齢を重ねるごとに、重力の影響による「たるみ」も出てくるため、
アラサーを過ぎることには食べすぎや運動不足、お酒の飲みすぎによる
むくみによる顔のサイズアップだけではなく、
より複雑に様々な要因が絡まってくるようになります。
昨今は「インスタ映え」なる言葉もあるように
写真に自分が映ることも以前よりもごく自然で当たり前のことになってきています。
そこで今回は、月一などで特別な小顔ケアをしなくとも、
普段から自然に撮影した写真でも小顔になれるような簡単な対策を3つご紹介します。
■正しい姿勢を心がける
まずは、道具もコスメもいらないうれしい方法からお話していきましょう!
顔が大きくなること原因のひとつには、
日々の「姿勢」が関係しているパターンも少なくありません。
背筋を伸ばさずに猫背な状態が続いたり、
逆に長時間のパソコン作業などで肩が力んで変な力が入っている状態が続いてしまったりすると、
身体に余計な負荷がかかり、顔の筋肉が歪んだり体の巡りが悪化する原因になります。
結果的に、顔にも不要なお肉が溜まってしまう原因にもなりやすいと言われています。
特に、デスクワークでパソコンを使う機会が多い人は、仕事中の姿勢に注意してください。
正しい姿勢をキープできれば、適切な箇所に負荷がかかりやすく
たるみやゆがみも生じにくい身体を手に入れることができます。
さらにワンポイントアドバイスとして、スマホなどで写真を撮影する際には、
できるだけ背筋をよくすることも小顔にみせるためにポイントです。
猫背になってしまうと顔が体よりも前に出ている状態で写ってしまうため、
実物よりも「デカ顔」に写りやすいデメリットがあるためです。
また仕事中のエクササイズとして美しい姿勢をキープするよう務めるだけでなく、
写真を撮るときにも、正しい姿勢をキープしておく方法が小顔見せには有効ですよ。
■シェーディングでフォローする
さらに「視覚効果」を狙って、実際よりも小顔に見せることもできます。
難しいテクが必要では?と思う人も多いかもしれないですが、
実はそこまで難しくありません。
普段のメイクはファンデーションを塗るだけ、という方は、
シェーディングによる凹凸を出すだけでも、顔全体にメリハリが生まれ、
小顔に見せられやすくなります。
シェーディングには、ファンデーションよりも1~2トーン暗めのパウダー
あるいはスティック状のコンシーラーを使い、
顔の輪郭や頬の「ここにお肉がなければ」と思う箇所に丁寧に伸ばしていきます。
余裕があればハイライトを用いるとさらに立体感が出て「小顔見せ」を狙うテクニックになりますが、
慌ただしい朝など時間がないときには、ひとまずシェーディングでフォローするだけでも
印象は変わります。
打ち合わせやランチの時など、
向かい合って顔を見られるシチュエーションで小顔効果が狙えるほか
写真を撮るときにもシェーディングがあるとないではまったく印象が変わります。
「今日は、ランチでみんなと一緒に写真を撮るかも」なんて心当たりがある日には
ランチに出かける前にシェーディングを仕込んでみてください。
■首にストールなどの巻物をオン
さらに「小顔見せ」は、メイクでフォローせずとも
小道具を使うことによっても、ある程度フォローすることも可能です。
代表的なテクニックとしては、
首元にストールなどの「巻物」をオンしてしまう方法が挙げられます。
ふわっとしたボリュームを首元に出し
顔とのコントラストを強めながら顔を小さく見せることができます。
オフィスでのイベントや同僚とのインスタ写真を撮影するときなどに
「できるだけ小顔に映りたい!」と感じるなら、ストールをふわっと巻いてしまうのも手です。
またストールなどが手元になければ、水の入ったグラスやカトラリーなど、
ちょっとした小道具を自分の顔より前に出して撮影するようにすると
こちらも視覚効果で顔が小さく見えやすくなります。
さらに、写真を撮影する際には「遠近法」を取り入れることもポイントです。
友人たちよりも一歩下がって写真に写ることで視覚的な小顔効果を得ることもできます。
上記のような写真撮影時の小顔テクは
即席で活用できるのでいくつかのバリエーションを頭に入れておくと便利ですよ!
また仕事中の姿勢は、デイリーのエクササイズを兼ねられますので、
顔の大きさが気になっている方は、ぜひ積極的に意識してみてください。
■執筆者
一般社団法人 時短美容協会 代表理事。
時短美容家、元市議。
議員時代に「美人市議」として各種メディア出演をしていた背景から、
長年に渡って多忙でもできる美容法の研究を行う。
さらにフードアナリストやヨガインストラクター、宅建士など、
衣食住にまつわる複数の資格を保有。
また時短美容協会では、病などの事情があって美容を楽しめない人にも
手軽に美容を実感できるメソッドを展開し普及活動を行っている。