ここ最近、美容クリニックの医療脱毛でも
ちらほら名前を聞くのが「SHR脱毛」。

SHR脱毛は蓄熱式の脱毛で、
クリニックの脱毛マシンとしてはメディオスターの登場で
一気に知名度が上がりました。

その後、追随するように他メーカーも
SHR式の脱毛マシンを開発しています。

今回はSHR脱毛についてまとめてみました！

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■SHR脱毛とは？

SHR脱毛とは蓄熱式の脱毛法のことを言い、実は光脱毛の一種です。

エステで使用されることが多い光脱毛ですが、
その中には「SHR脱毛」の他、「IPL脱毛」「SSC脱毛」等の種類があります。

「IPL脱毛」や「SSC脱毛」は以前からある脱毛法で、
毛周期にあわせて毛乳頭を照射をすることで脱毛を促すという方法です。

ただし毛乳頭の破壊は、医療法によって医療機関にしか認められておりません。

そのため既存のエステサロンの脱毛法では、
毛乳頭を壊さない程度の弱り光での照射が中心です田。

（なので、エステ脱毛は何十回も火曜必要がありました）

しかしここ数年で注目されるようになった「SHR脱毛」の場合、
毛乳頭をターゲットとしない新しい理論による脱毛法を導入したのです。

それが、「バルジ領域」への照射です。

「バルジ領域」は育毛分野の研究で発見された新しい領域で、
この部分の幹細胞が髪の毛を生やすための指令を出しているということが
新しく分かったのです。

この理論を活用したのが今回の「SHR脱毛」（蓄熱式脱毛）で、
医療機関のみしか破壊することができなかった毛乳頭を照射せずとも
バルジ領域に光を蓄熱しながら照射することで脱毛させることに成功したのです。

※なおSHR方式での脱毛はまだ歴史が浅いため、
理論上では脱毛できるといわれておりますが、
この脱毛方法による完全脱毛のエビデンスがまだほとんどないのも
現状でもあります…。

そのため、今までのような
1発で毛乳頭を照射する形の脱毛治療とは異なり、
毛包部分を温めるために何度か同じ部位を照射することで
少しずつ皮膚内部を温める（蓄熱）のがSHR方式の照射の特徴です。

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■SHR脱毛マシンのメリット

昨今クリニックでの導入数もかなり増えた
メディオスターを代表とするSHR脱毛（蓄熱式）での脱毛は
毛乳頭を照射しない新しい理論の照射法のため、今までの脱毛にないメリットがあります。

〇痛みが少ない

毛乳頭を照射する既存レーザー脱毛では、
黒い色（メラニン）に反応するため
照射の時にパチンというはじかれるような痛みがありました。

しかしSHR脱毛（蓄熱式脱毛）の場合は、
じんわりと少しずつ肌の奥（毛包部分）を温めていく方式のため
痛みを感じることはあまりありません。

実際に私も体験していますが、
唯一VIO脱毛で耐えられる程度の痛みがあったという感じでしょうか…。

（特にVの部分が痛点が多いらしく、あうっ！という感じではありましたｗ）

〇毛周期に関係なく脱毛できる

毛乳頭を破壊するわけではないので
毛周期に関係なく脱毛することができます。

※結局クリニックの予約などの関係で
1～2か月に一度程度の頻度にはなりますが…苦笑。

〇肌質に関係ない

メラニンに反応する照射法ではないため、
日焼けしている人、地黒の人、アトピー肌の人なども照射可能といわれています。

〇価格が安い

毛乳頭を破壊するタイプの脱毛マシンよりもマシン本体価格が安いため、
医療脱毛の価格も既存の脱毛治療よりも安いケースが多いです。

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■SHR脱毛マシンのデメリット

〇エビデンスが少ない

導入実績や期間が短いので、完全脱毛したという
エビデンスはまだそれほど学会などで発表されておりません。

〇完全脱毛に時間がかかる

毛乳頭を直接破壊するタイプではないため
完全脱毛するためには回数がかかることが多い

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■クリニック選びの注意点

SHR脱毛（蓄熱式）のマシンは、
以前はソプラノやメディオスターがメインでしたが
その後どんどん新しいマシンが増えてきています。

韓国などアジア製のマシンは特に安いものが多く、
マシン価格が安い分、医療脱毛として提供する際の
治療費もどんどんロープライスになっているようです。

…ただ注意していただきたいのは、
マシンの効果やエビデンスといった部分です。

完全脱毛したという実績やエビデンスがあるのかどうか、
その部分は契約前に確認をしたほうがよいでしょう。

中には本体価格の安いエステ脱毛マシンを使用しているケースも
あるかもしれませんので、注意が必要です。

＞実際にSHR脱毛マシン「メディオスター」でVIO脱毛を体験してきました！
＞SHR脱毛ではないけど安い！2,000円代もある医療脱毛都度払い